DroidKaigi 2019 に参加してきた話 【Day 1】
去る先日、1年に1度全国の名だたるAndroidエンジニアが集まる夢の祭典DroidKaigi2019が開催されました。
2016年からAndroidを触り始めて、今年ついに夢叶い参加することができました。
複数のセッションが同時に行われるため、物理的に全てのセッションを生で聞けないのが残念でした。
筆者が聞いたセッション内容や感想などは、逐一↓でめっちゃ呟いてるので覗いてやってください。
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セッション内容の詳細はスライドや動画に譲り、ここではざっくり内容や感想をつらつら書いていきたいと思います。
- しょっぱなお詫び
- 会期・会場
- ウェルカムトーク
- 1. マルチモジュールなプロジェクトでテストはどう変わるか?
- 2. マルチモジュールプロジェクトでのDagger2を用いたDependency Injection
- 昼食
- 3. Master of Android Theme
- 4. Understanding Kotlin Coroutines: コルーチンで進化するアプリケーション開発
- Firebase Chat & After Party
しょっぱなお詫び
公開のタイミングを見失い、なんと開催後4ヶ月も経っての投稿となってしまいましたこと、ここにローリング土下座で謝罪いたします。
会期・会場
- 会期: 2019年2月7日(木)、2月8日(金)
- 会場: ベルサール新宿グランド コンファレンスセンター
詳細はこちら↓
西新宿の大きなビル。福岡では見られない大きさのビルに「うわ〜〜!おっきなビルだな〜!」とかっぺ丸出しでしたね。
これまで参加してきた勉強会とは比べ物にならないスケールを肌で感じました。
ウェルカムトーク
近未来を感じさせる背景をバックに、登壇者の方々の名前が並んでいきます。
これから始まるワクワクを予感させるとても素晴らしいオープニングでした。
この高揚感をそのままに、DroidKaigiは幕を開けます。
1. マルチモジュールなプロジェクトでテストはどう変わるか?
- マルチモジュール化によるメリット
- 各モジュールの独立テスト
- モジュール間の結合テスト
- マルチモジュールにおけるテストメトリクスの収集方法
を中心にお話しされてました。
特に各モジュールのメトリクスを出力して結果をマージできるPITは、結果も見やすくとても良さそうですね。
これからマルチモジュール化しようかな、と考えている方の背中を押してくれる内容でした。
2. マルチモジュールプロジェクトでのDagger2を用いたDependency Injection
DMMの@kgmyshinさんのご発表。
Apple Pencilで手書き文字や図をふんだんに使ったスライドを作られていて、聴きながらイメージが沸きやすかったですね。(先生が黒板使って教えてるみたいな感じ)
Dagger2でのDIを総おさらいした後、マルチモジュールでどのようにDIしていくのか?マルチモジュールでのDIで注意すべきことは何か?という内容でした。
筆者はDaggerからしばらく離れていてDIにはKodeinを使っていましたので、個人的にとても良い復習になり、マルチモジュールにおけるDIのイメージができたのが良かったなと思います。
ただ、KoinやKodeinの話が一切出ず、Daggerを使うことによるメリットをちゃんと感じ取ることができなかったのが少し残念だったかな・・・と個人的に感じました。(筆者がただ気づいてないだけかもしれないんですけどね・・・笑)
昼食
1日目はマネーフォワードさんがランチスポンサーで、お弁当をいただきました。
魚・肉・卵・雑穀米と栄養のバランスがしっかりとれていて素晴らしいお弁当で、自炊厨の筆者は感動し、今後の参考にしようとこっそり思いました笑
そして何よりおいしかった!!ありがとうございました!!
3. Master of Android Theme
勝手に敬愛している@konifarさんのご発表。
やっとご尊顔を拝見できて、テンションが爆上げでした。
普段手放せないぐらいに愛用していて、弊社エンジニアにも浸透しているウォレットアプリKyashさんのAndroidエンジニアの方です。
Androidの画面(Activity / Fragment)における全体的な色使いを決めるThemeやStyleについて、まずその2つがどのようなものなのか?そしてThemeやStyleをどのように使い分けるのか?コードから動的にThemeやStyleを設定するにはどうしたらいいのか?などをお話しされていました。
- ThemeやStyleのどの要素がどこにあたるのかをしっかり理解していれば、ダークモードやナイトモードの実装などが簡単にできるよ!
- 目が回るほどあるAttributeも7つのみのカテゴリに分けられているので、カテゴリからだけ覚えると理解が楽だよ!
という2点が特に印象に残り、少し苦手意識のあったThemeやStyleへの壁がひとつ取れた気がします。
ちなみに今回から導入された同時通訳システムを使って英語で発表されていたセッションでした。
席にそれぞれレシーバーがあり、イヤホンを使ってリアルタイムで和訳⇄英訳が聞けます。
外国の方もいらっしゃいますし、英語もリスニングも苦手な筆者のような日本人にとってとても親切な試みだったと思います。
ぜひ来年以降も続けて欲しい・・・!
セッション動画に和訳は入っておりませんが、@konifarさんが、日本語で各スライドの補足を載せてくださってるのでこちらもご覧くださいませ↓
4. Understanding Kotlin Coroutines: コルーチンで進化するアプリケーション開発
DroidKaigiオーガナイザーでもある@mhidakaさんのご発表。
Kotlin 1.3で正式リリースとなったCoroutine機能について基礎〜実践的な使い方を扱った内容です。
リリースとなってからまだ日も浅く、筆者も含め参加者の皆さんの注目も集めており、会場はあっという間に立ち見も埋まるぐらいの大盛況に。
筆者が今回のDroidKaigiで一番聞きたかったセッション。
そして一番聞けなかったセッション。
というのも、私事なんですがセッション中に母から「父が急性胆嚢炎で倒れた」という電話があり(手術の甲斐あって現在は退院)、重要なところをほとんど聞けなかった・・・。
ほとんど「??」な状況だったので、もう一度スライドや資料を使って学び直そうと思います。
@mhidakaさん、すみません・・・泣
Firebase Chat & After Party
Day1の全セッション後、DroidKaigiスタッフとDroidKaigi2019公式アプリのコントリビュータによるFirebase ChatとAfter Partyが開催されました。
公式アプリ開発での苦労話・笑い話が飛び交う中、ビールがデプロイされ、皆さんお酒を片手に談笑したり終始和やかな雰囲気でした。
Day 2へ続く・・・